いわて日本語学習サイト「“いわて”をはなそう」について
「岩手」について学びながら日本語を習得できるよう支援するコンテンツです。
2020年6月、文化庁が「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト「つながるひろがる にほんごでのくらし」を公開しました。当コンテンツでは、文化庁が作成する全国版の学習コンテンツでは扱われない「岩手の生活場面」に焦点を当て、日本語学習コンテンツを作成しました。
対象者
- 岩手で生活する外国人
- 岩手で生活する外国人をサポートする人
特 徴
- 岩手での生活に役立つ情報をたくさん載せています。
- イラストや写真を多くし、自由に話題を広げられるようにしました。
- 学習をサポートする人が側にいて一緒に使えるものを作成しました。
- 学習や生活をサポートする人と一緒に使いながら、会話をしたり一緒にインターネットで調べたりすることを想定しています。
構 成
☆テーマ
- 岩手での生活について理解を深められるようなテーマを設定しています。
- 各テーマでは、岩手の生活について知っておいたほうがよい情報を取り上げています。
☆各ページの構成
- 素材
各ページに、テーマに関するイラストや写真を3つ用意しました。 - 単語
各ページに関連する言葉を学ぶことができます。【音声つき】 - クイズ
各ページの内容に関連するクイズを用意しました。解答は3択から選びます。 - 活動例
A1,A2,B1のレベル別に活動例(会話例)を紹介しています。
(レベルの目安は「コンテンツの使い方」参照)
〇その他
- ルビ
漢字にはルビをふっています。 - 多言語
各ページのタイトル、単語、クイズを多言語で見られるようにしています。 - ダウンロード
クイズ以外のすべてのページをPDFファイルでダウンロードすることが可能です。
コンテンツの使い方
学習者のレベルの目安について、以下のように表記しています。
A1:かんたんなあいさつ、単語を知っている人
A2:日常生活で少し日本語が使える人
B1:日常生活であまり困らない人
☆日本語を学ぶ皆さんへ☆
- このコンテンツでは、「岩手」での生活について理解を深めながら日本語を学べるようにしています。
- 1人で勉強するよりも、身近にいる日本人と一緒に使うとより効果があります。
- 自分で「単語」を学習したり、「クイズ」に挑戦したりすることもできます。
- このコンテンツは文法を学ぶものではありません。岩手の生活について、周りの人と一緒にたくさん話してみてください。
- 順番通り進める必要はありません。興味のあるところから開いてみてください。
☆サポートする皆さんへ☆
- このコンテンツでは、岩手の生活場面を取り上げています。日本語の学習だけでなく、岩手の生活について知ってもらうことを意識して使ってください。
- 「単語」や「クイズ」は事前に宿題にすることもできます。
- 各レベルごとに活動例や進め方のコツを紹介しています。
- 学習者とのやりとりの中で話題を広げながら活用してください。
- 教材を活動例のとおりに使用するだけでなく、素材を使ってさまざまなことに話題を振ったり情報を付け足したりして、会話を楽しんでください。
コンテンツの制作
- 監修
松岡 洋子(岩手大学国際教育センター 教授) - 執筆協力
- 松岡 洋子(岩手大学国際教育センター 教授)
- 嶺岸 玲子(盛岡大学文学部 准教授)
- 桂 静子(雫石町国際交流協会日本語教室 日本語指導者)
- 熱海 アイ子(一関市国際交流協会「ゆうの会」日本語教室 日本語指導者)
- 藤波 大吾(日本語教師)
- 小向 博子(宮古市・宮古市国際交流協会)
- 撮影協力
- 東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社
- 岩手県交通株式会社
- 制作・運営
公益財団法人岩手県国際交流協会 - Web制作
株式会社ナイツ
(団体名・所属等は全て令和3年3月現在)
岩手県 令和2年度地域多文化共生推進費補助金 採択事業